あの頃の未来の象徴であった「TOKYOオリンピック」が開催される予定だった2020年。私たちは人生初となる“ロックダウン”を経験することになる。
 
そもそもロックダウンってなんだ？？外に出るだけで感染してしまうのか、人と接することで命の危機にさらされるのか、一体何をしてこの期間を過ごせば良いのか…聞いたこともない言葉な訳だから誰も答えを知流よしもなく、漠然と時の進行に期待を寄せるしかなかった...
 
その後も状況が著しく改善することもなく”with”だの”after”だのいろいろ言っているけれど、今日に至るまでスッキリと晴れわたるようなクリアーな心境を獲得した人はこの国の中で一人もいないのかもしれないと思う...
 
そういったある意味でいうところの“縛られた“ストレスや“閉じ込められた”苦しさ、等しく皆が感じていた“閉塞感”を今回は英語で”Lock in”と変換し、しかしながらスカッとそろそろ楽しみたいぜぇ～という人々の”Rock”な願望をあの有名な音楽フェスから拝借し、俗語として【⚡️Lock in TOKYO 😷】という写真展のタイトルとした。
 
よく分からないけど、近隣の大きい国からインフルエンザを超えた感染症が広がるらしい...とあちらこちらで耳にするようになってからあっという間に3年が経つ。前に進むべく新たな、元気な社会を目指して、この写真展でこのコロナ騒動が終焉することを願う！